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はじめに
先日「天使ママのお話し会」でおすすめしていただいた絵本。
実際に手に取ってみたら、大きくてびっくり。そう、この本は大型絵本なんです。
繊細な色彩と言葉で紡がれる物語はとても素敵で、そして何より、大切な存在を亡くした私の心に深く響きました。
あらすじ
物語は、ねずみのピナが突然いなくなってしまった大切な人を探すところから始まります。
その人は“お星さま”になって、遠くから見守っているといいます。
ピナは大切な人を探し続けますが、やがて「もうどこにもいない」と知ることに。
しかしそこで気づくのは、「かけがえのないもの=思い出」が残されているということでした。
心に残った言葉・場面
読んでいて特に胸に残ったのは、この言葉です。
- 「悲しい時は心のままに泣いていい」
- 「あなたはその人がこの世に生きていた証」
まるで私自身に語りかけられているようで、涙があふれました。
泣くことは弱さではなく、大切な人との思い出を抱きしめる行為なのだと感じました。
そしてラストで明かされる「おもいで星」の意味。
涙が星のように輝くシーンに心が救われました。
感想
ピナの姿に、そらのことを重ねて胸がぎゅっと苦しくなったけれど、同時に「思い出は星になって輝き続ける」というメッセージに温かさをもらいました。
絵本なのに、大人の心にこそ響く物語。
悲しみの中にも小さな灯りを見つけられるような気持ちにさせてくれます。
まとめ
『おもいで星がかがやくとき』(刀根里衣著)は、大切な人を失ったすべての人に読んでほしい一冊です。
泣いてもいいんだよ、と優しく語りかけてくれるこの絵本が、必要な人に届きますように。
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