胎児ドッグを受けた日|22週目前、「男の子」とわかった日のこと

そらと過ごした日々

NIPTの一件が落ち着き、妊娠のひとつの壁である22週を目前にした頃。
心配性な私は未だに今できることはないかと考える日々を送っていました。
そんな中で辿りついたのが、胎児ドッグでした。

この検査は、NIPT(血液検査)とは異なり、超音波(エコー)を使って赤ちゃんの体の発育や臓器の形を詳しく確認するもの。

🔍 ざっくり説明すると…
・妊娠中期(だいたい18〜22週)に行うことが多い
・脳、心臓、腎臓、脊椎、手足、顔の形、臍帯の血流などを詳しくチェック
・赤ちゃんの体の構造(器質的異常)を調べるのが目的
 → 例:「心室中隔欠損」「単一臍帯動脈」「腎臓の形成異常」などが分かることも
・母体への負担はなく、あくまで“エコーで見て確認する”安全な検査です✨

近くで受けられる病院を見つけて、すぐに予約を入れました。費用は一万円ほどでした。

当日は先生が15分ほどじっくりとエコーをしてくれました。
途中で「もう性別って聞いてる?」と声をかけられて。
まだ分かっていなかったので「知りたいです」と伝えると、
「男の子だよ」と笑顔で教えてくれました。

画面に映ったその小さな証に思わず笑ってしまって。
なんとなく女の子だと思っていたから驚いたけれど、
「男の子のママになるんだ」とじんわり実感がわいてきました。

検査後、先生から結果の説明がありました。
「おおむね異常なし。腎臓の一部で少し気になるところがあるけれど、経過観察で大丈夫でしょう」と。
その言葉にほっと胸をなでおろしました。

そして最後に一言。この検査では、すべての異常が見つかるわけではないこと、致死的なものでも80%程度の発見率、そして週数が進むにつれて判明するような病変もあることを言われました。この言葉をあとあと思い出し、でも自分があの時やれる精一杯はやったんだ、と実感することになりますが、その出来事はまた今度。

いよいよ迎える22週。
「この週数を超えると、お腹の外でも生きられる可能性がある」——そんな一つの節目を前にして、
性別もわかり、少しずつ“この命と過ごす未来”が近づいてくるような気がして。
不安よりも、希望で胸がいっぱいになっていました。

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